ActiveServerはGPaymentsの3DSサーバーソリューションであり、3Dセキュア2.0へ対応する決済代行会社、加盟店、アクワイアラー銀行向けに構築されています。ActiveServerは、EMVCoが示した3Dセキュア2.1.0、2.2.0仕様に基づいて開発されています。
ActiveServerはEMVCo認定済みであり、世界の主要な6つの国際ブランドをサポートしており、将来的にサポートする国産ブランドがさらに追加される可能性があります。
弊社のActiveServerホスティングサービスは、拡張性の高い24時間365日のサービスであるため、クライアントは時間とインフラストラクチャリソースの両方を節約することができます。ホスティングサービスを利用することにより、クライアントが社内に3DSサーバーを配備する場合に必要となる国際ブランドごとの認証が不要になります。
社内展開も利用できるため、ソフトウェアと展開を完全にコントロールできます。ActiveServerは、お客様の環境に直ちにセットアップできる高可用性クラスターに簡単に展開できるように設計されています。ソフトウェアとドキュメントのスイートは、すべて弊社のウェブサイトからダウンロードできます。また、インストールと管理のパッケージについても、ご相談のうえ、必要に応じて、お客様の状況に合わせて調整することができます。
ActiveServerとの統合は非常に簡単です。ActiveServerでは業界標準のRESTful APIを使用しています。また、ActiveServerには、システム統合を実証するためのサンプル3DSリクエスターとチェックアウト決済ページが含まれています。認証APIのほか、ActiveServerは管理者APIのセットも備えており、それを利用してシステム管理者はプログラムでソフトウェアを設定したり、クライアント独自の加盟店に接続するインターフェースでActiveServerのAPIをラップしたりすることができます。
統合ドキュメントへのアクセスActiveServerは、3DS1との下位互換性を図るための「プロトコルルーター」を実装しています。ActiveServerは3DS 2.0に登録されているカードのBIN範囲をキャッシュしており、毎回の認証前にプロトコルルーターAPIコールを行って、特定のカードが3DS 2.0をサポートしているかどうかを判断することができます。3DS 2.0をサポートしていない場合、クライアントは既存の3DS1 MPI実装にフォールバックすることができます。このプロトコルルーターは市販されている任意の3DS1 MPIと互換性があります。3DS2のライアビリティシフトが有効化される前に加盟店が3DS1を使用してライアビリティシフトを取得したり、地域命令を遵守したりするうえでプロトコルルーターは非常に重要です。
ActiveServerはロードバランサーとの統合のためのコンテナ化をサポートしており、Docker、Docker Compose、Kubernetes、AWS ECS(Elastic Container Service)と互換性があります。また、ActiveServerは、クラスタリングセットアップを介したロードバランシングと高可用性展開にも対応しています。バックエンドデータベースがクラスター化されている限り、大半の主要なロードバランシングソリューションを使用してActiveServerインスタンスがロードバランスされるように構成することができます。
GPaymentsは、エンドツーエンドのテストプラットフォームTestLabsを提供しています。基本的なシミュレータとは異なり、TestLabsのすべてのコンポーネントは、3Dセキュアのスペシャリストである弊社によって全面的に開発されています。TestLabsは、任意の3DSコンポーネントのテストや製品統合テストの実施に使用できます。
直感的なグラフィカルユーザーインターフェースを介してActiveServerのすべてのレポート機能と設定にアクセスできます。UIには、認証の数、国際ブランド別の認証の数、フリクションレス対チャレンジ、ブラウザー対モバイルなどの主要な統計情報を表示するダッシュボードも含まれています。
*「このタイムラインの日付は直接国際ブランドから受理しました。GPaymentsは、外部事情によってこの日付が変更になる可能性を承知しています」